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2021.07.03

平屋は2階建てより耐震性に優れている!その理由と注意点とは?

平屋の住宅はなぜ耐震性が高いのかをご存知でしょうか。
耐震性を理由に平屋を建てることを検討している方は多いと思います。
平屋を建てる際に、具体的にどのような点で耐震性が高いのかを知っておきたいですよね。
今回は、平屋の耐震性が優れている理由について詳しく見ていきましょう。

□平屋の住宅が耐震性に優れている理由についてご紹介!

耐震性が高い理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は、作りがシンプルであることです。
2階建てや3階建ての住宅と比べて、平屋の住宅の場合は作りがシンプルになる傾向があります。
壁の形がギザギザになったり、複雑な構造の建物になったりすることが少なく、基本的に正方形や長方形のような形になることが多いと言えるでしょう。
そのため、地震が起きたときに一ヶ所に力が集中することがなく、振動が分散されやすいのです。

2つ目は、建物の高さがないことです。
建物の高さがあればあるほど振動による影響を受けやすくなります。
しかし、平屋の住宅の場合は高さがあまりないので、地震による建物への負担が生じづらいのですね。

もちろん、どのような構造の平屋にするかによって耐震性は変わりますが、2階建てや3階建ての住宅よりも耐震性に優れている傾向があることはご理解いただけたかと思います。

□耐震性に優れている平屋住宅を新築する際に気をつけるべきことについて解説!

耐震性に強いとは言っても、地震に強い家になるように気をつけるべきことはたくさんあるので、注意点について詳しく確認していきましょう。

*バランスの良い家にしよう

比較的平屋は耐震性に優れているのですが、地震に弱い平屋も中には存在します。
開放感のある住宅にするのはとても大切なことなのですが、壁があまりなく柱だけで支えるような住宅にしてしまうと、どうしても耐震性は低くなってしまいます。
平屋であっても、他の住宅と同じように地震に耐えられるような強度をきちんと維持する必要があります。
平屋のすべての部屋を開放的な間取りにできるようにするのではなく、開放的な部屋を2ヶ所程度作り、他の部屋はきちんと耐震性が高い構造にするなどの対策をすると良いでしょう。

*地盤の強度も大切

建物の構造が地震に強いだけでなく、地盤の強度もきちんと保たれていることが大切です。
地盤の強度は場所によって変わるので、安全性を第一に考える場合は、近隣の地盤調査データを参考にして強度を確認しておくことをおすすめいたします。

□まとめ

この記事で紹介したように、平屋は作りがシンプルで建物の高さがないために耐震性が高いと言えます。
耐震性を重視する方は、平屋の住宅を建てることを検討してみてはいかがでしょうか。
平屋住宅について何か気になることがありましたら、お気軽にご相談くださいね。