注文住宅を建てるにあたって、スムーズに家づくりを進めていきたいという方は多くいらっしゃるかと思います。
スムーズな進行のためには、決めることリストを洗い出しておくのが先決です。
今回は、注文住宅を建てる際の決めることリストについてご紹介します。

□注文住宅を検討する期間における決めることリストとは？

注文住宅を建てる前に考えておくべきことは、以下の3つです。
・予算・資金・ローンについて
・土地について
・理想のマイホームの形について

まず、決めなくてはならないのが予算やローンなどの金銭面です。
総予算を決定し、土地・建物・諸費用に対してどう振り分けるかを決めましょう。
また、ローンの借入先、返済期間や金額、金利などについてもあらかじめ考えておくようにしましょう。

次に決めるべきなのが、土地です。
土地が決定していない場合は、住みたいエリアや予算、必要な広さなどに応じて決めておきましょう。
大体の目星がついたら、天候や時間帯を変えて、イメージ通りの土地かどうかを何度も見て回っておくのがベストです。

そして、自分にとっての理想的なマイホームの形をイメージしておくことも非常に大切です。
理想の間取りや外観をできるだけ具体的に、可能であれば見える化しておくことができると良いでしょう。
また、どうしてもここだけは譲れないといったこだわりポイントや完成目標の目安時期なども同時に考えておくことをおすすめします。

□契約してから着工までの決めることリストとは？

ここからは、契約した後に決めておくことをご紹介します。
契約後には、契約前よりも膨大な量の決めるべきことが存在するため、全部をご紹介することはできません。
そこで本記事では、分かりやすいように項目分けして、リストアップしていきます。

1.土地や外装について

・土地に対する建物の位置・高さ
・駐車場や庭の使用用途
・外水栓や排水経路、水道を引き込む位置
・外装の種類や色
・インターホンの位置、性能
・太陽光発電システムを導入するか否か
・玄関ドアの種類や雨どい、シャッター、屋外干しなどの位置・有無

これらはあくまで例の一部ですが、着工前に決定しておくと良いでしょう。

2.内装について

外装や土地に関することを決めながら、内装部分に関しても決めておきましょう。

・照明やコンセントの位置、種類
・テレビやネット環境の契約
・キッチン、トイレ、洗面台、浴室など水回り設備の色・仕様
・クロスのデザインや貼り分け
・カーテンの機能や色
・用意するインテリア(優先度は低め)

以上の項目を決めておくと良いです。

ここからも分かるように、決めなくてならないことはたくさんありますが、決して全部を一気に決める必要はありません。
自分にとって優先度の高いことから順に決めていくことを意識しましょう。

□まとめ

今回は、注文住宅を建てる際に決めること、特に契約前に決めることと契約後に決めることについてご紹介しました。
決めることはたくさんあって大変ですが、先程もお伝えしたように優先順位をつけて、大事なところから決めていくようにしましょう。
当社では、お客様のご要望に沿った最適な家づくりを、無理のない範囲でご提案させていただいております。
注文住宅の設計でお困りの際は、ぜひ当社にご相談ください。